ヒロシマ・プロジェクトの歩み
ヒロシマの孫たち
ヒロシマ・ディスパースド
アフターヒロシマ
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2014年8月
最初のワークショップ
最初のワークショップは広島で20名の子どもが参加して行われました。被爆者の方々にお話を伺う準備として、子どもたちとインタビュー技術のトレーニングを行いました。
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2014年8月
被爆者の方へのインタビュー
広島の子どもたちが2人1組で、合計15名の被爆者の方々に当時の生活や思い出、そして被爆体験についてインタビューをしました。
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インタビューの書き起こし
この間、たくさんの方の協力で被爆者の方々へのインタビューの書き起こしと翻訳が行われました。
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2015年2月
「アフターヒロシマ」始動
ロンドン・バブルは米英から見た原爆を伝える演劇「アフターヒロシマ」を開始しました。原爆の開発や原爆投下に対する世界の反応を探索するなど、プロジェクトの目的を説明するオープニングイベントをロンドンで開きました。それから、いろいろな方にインタビューをするなど沢山の資料を集め、それらをもとに様々なアクティビティを行うワークショップを行いました。
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2015年4月
探索と話し合いの始まり
制作アーティストのチーム、そして前年に被爆者の方々へのインタビューを行った子どもたちと舞台出演に興味を持った大人たち全員が広島に集い、ワークショップを行いました。ワークショップを通して、インタビューの中の言葉やイメージを探索し、話し合い、リサーチをし、ゆっくりと演劇の断片へと発展させていきました。
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2015年7月
広島公演に向けての練習練習は7月に始まり、ほぼ毎日、夕方4時から夜9時まで行われました。
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2015年夏
「ヒロシマの孫たち」の拡散
「ヒロシマの孫たち」の台本と小道具など材料のリストをパッケージ化したものを送り、原爆投下70周年の8月6日に世界各国で朗読会を開くという「ヒロシマ・ディスパースド・プロジェクト」。様々な国のコミュニティ・シアター(地域住民と活動する劇団)と連絡を取りました。目的は純粋にこのストーリーを共有すること。そして、この心揺さぶるストーリーを伝える一つの大きなコミュニティを築くこと。
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2015年8月6日
「ヒロシマの孫たち」初公演
「ヒロシマの孫たち」の公演初日は2015年8月6日。広島への原爆投下からちょうど70周年の日でした。
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2015年8月
「ヒロシマの孫たち」
世界8ヶ国で朗読会「ヒロシマの孫たち」の公開朗読に参加したいという10の劇団が、様々な年齢層、場所、かたちで朗読会を開きました。朗読会が開かれた国は、オーストリア、フィリピン (2ヶ所)、インド、パレスチナ、日本、イギリス (2ヶ所)、アメリカ、そして南アフリカの計8ヶ国。
パレスチナで行われた朗読会の映像はこちら(毎日新聞) -
2016年1月
「アフターヒロシマ」練習
公演に向けての練習がロンドンで始まり、同時に「アフターヒロシマ合唱団」の参加者を募集しました。
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2016年3月
「アフターヒロシマ」公演
「アフターヒロシマ」は2016年3月3日にロンドンで公演初日を迎えました。
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2016年〜2018年
「ヒロシマの孫たち」再上演
当初一度の上演のみを予定していた「ヒロシマの孫たち」ですが、多くの方の協力のもと、2016年に再上演し、2018年まで毎年上演しました。
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2017年8月
朗読劇
「アフターヒロシマ」広島で初めて「アフターヒロシマ」の朗読劇を上演しました。翌年2018年8月にも再上演をしました。
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2019年8月
「朗読劇 ヒロシマの孫たち」初公演
新たな試みとして、「朗読劇 ヒロシマの孫たち」を初公演。コロナ禍で2020年の公演は叶いませんでしたが、2021年再び朗読劇を公演しました。
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2022年
「ヒロシマの孫たち」再び劇として
「ヒロシマの孫たち」は2015年の初公演以来、たくさんの方の応援のもと、毎年広島で8月に新たなメンバーと共に上演しています。